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社会人からでもはじめられる?デザインをはじめる前に知っておきたいこと4選

woman designer working on the pen table in office top view

こんにちはコーヘーです。

僕はいまフリーランスのグラフィックデザイナーとして、広告(WEBサイトや印刷物)のデザインのお仕事をさせてもらってます。
超有名スーパーデザイナーとかではないですが、なんとか食べさせていただいてます。

あとは、専門学校で非常勤講師としてポートフォリオ(作品集)の作り方や、ブランディングという商品やサービスの価値を上げたりイメージ戦略の作り方などを教えていたりもします。

デザインのお仕事に携わるようになって10年ほど立ちますが、この記事では僕がデザインをはじめる前に理解しておきたかったこと
についてお話していきます。

 

こんな方におすすめ

  • デザインに興味を持っている方
  • デザインで食べていこうと思っている方
  • デザインとアートの違いがわからない方
  • デザイン系の職に転職したい方

社会人でもわかっている人が少ない「デザインってなに?」


結論から言うと、「デザイン」は「何かを良くするためのサービス業」です。

解説していきます。

「デザイン」と聞くと、結構専門的な知識や技術が必要なイメージがあると思います。もちろん、デザインをする上でそういったものは必要なのですが、実はそんな特別なものではなくて、日常にあふれているものは全てデザインされていると言っても過言ではありません。

例えばコップに持ち手がついているのも、車の乗り降りがしやすいのも、カップヌードルに蓋を止めるシールが付いているのも、見ると買い物に行きたくなるチラシも、全て誰かがデザインしています。

共通して言えるのは、「特定の人(ターゲット)により良い体験をしてもらう」ための工夫だということです。

なので、僕たちデザイナーは「こうすればもっと使いやすいかな」「この言葉をここに入れたほうがもっと商品が売れるかな」みたいなことを考えながら色や形、写真を選んだり配置したりしています。

よく、

まるはじくん
デザイナーをしています

というと

まるはじくん
すごいですね!私絵心ないので無理です〜

と返されることがあるのですが、ぶっちゃけ絵心はそんないらないです。

イラストレーターさんになりたい方ならもちろん絵心は必要ですが、デザイナーに必要なのは

メモ

  • 物事の本質を探る力(何に対しても「何で?」って思う人は向いてます)
  • 情報整理をする力(物事に優先順位をつけて生活しているひとは向いています)
  • 細部まで気にする力(先の太さや文字の大きさにまでこだわれる人は向いてます)

上記の3点かなと考えています。

まず物事の本質を探る力ですが、デザインは必ず「誰かのため」に行う行為です。

なので、その「誰か」が本当に何を必要としているのか、相手は「◯◯が欲しい」と言っているが、本当にそれで合っているのか、相手は最終的にどこに行き着きたいのかなどを深く深く考えることからデザイン作業は始まります。

その後、情報整理をする力が活きてきます。

本質を探っていくと、いろんな情報が出てきます。例えば

  • ターゲット(その商品を買ってもらいたい人)の情報
  • お客様(デザインを依頼してきている人)の好みなど希望されている情報
  • 競合(デザインを依頼してきている人のライバル)の情報
  • 商品自体の強みや弱みなどの情報
  • 商品のコンセプト(その商品が社会に何を与えたいか等)

こんな感じで、もっとたくさん出てきます。
これらに優先順位を付けながら、整理をしていく必要があります。この優先順位を間違えると、全く意味をなさないものが出来上がってしまいます。

わかりやすくするために、専門学校で使用した資料を少しお見せします。
情報整理がされていないものとされているものを比較してみてください。

情報整理がされていないもの

この紙面の中で、言いたいのはこの電池のジャンル、商品名、特徴、使い方だとすると、まず文字の大きさが全て同じですし、何がジャンルで何が商品名かわかりません。また、下の文はただ情報を書き連ねているだけで何も整理されていません。これでは確実にこの商品の良さは伝わらない=売れないということになります。

続いて、情報を整理したものです。

情報を整理したもの

もう説明は不要なぐらいわかりやすいと思うんですが、まずここに書かれている情報はどちらとも同じです。でも、配置やあしらい、表記の仕方を変えるだけで情報の伝わりやすさは格段に上がります。

つまり、この作業をすることがデザイナーの仕事なのです。そして、この参考デザインは割と雑な方なのであれですが、この作業をする際に細部までこだわれるかがデザイナーとしての質につながります。

デザイナーという職業について

デザイナーの種類

一言でデザイナーと言っても、いろんなジャンルがあります。

例えばグラフィックデザイナーにしてもWEBデザインだけをやる人もいれば、印刷物やパッケージのデザインをする人もいますし、
プロダクトデザインと言って、工業製品や雑貨など立体物をデザインする人もいます。

それぞれの分野で必要となるスキルや知識も全然違いますが、共通して言えるのは先程も書いた「何かを良くするためのサービス業」ということです。
どれを選ぶかはあなた次第ですが、好きこそものの上手なれというように、自分が興味のある好きな分野で挑戦するのが良いかと思います^^

 

デザイナーの仕事の流れ

デザイン作業はいきなりパソコンに向かってはじめることはありません。
している人もいますが、相当キャリアのある人か、初心者かです。
ここでは、ざっくり3つのステップに分けて仕事の流れをご紹介します。

step
1
情報の整理


まずは情報を整理するために紙に書き出したり、複数人で話し合ったり、コンセプトをつめたりといった作業をします。
これが最も重要で、ここのツメが甘いと、この後に待っているデザイン作業が意味のない時間になりかねません。

step
2
ラフ作成+お客さんとのイメージ共有


情報整理ができたら、まず手書きでラフを作成します。これはいきなり本番を作ってお客さんから「違う。やり直して」と言われるとせっかく作ったものと時間が無駄になるからです。もちろん一発でOK!となるために情報整理や打ち合わせをしているのでそうなればベストですが、人と人ですので好みや考え方によってはズレが生じることもあります。
なので、お客さんがイメージできるレベルまで作り込んだラフを見せて、「こんな感じで大丈夫ですね?」と確認をします。

step
3
デザイン作業


ここでやっとデザイン作業に入ります。ラフでイメージ共有ができてますので、後はお客さんが期待している以上のデザインを出して、喜ばせるだけです。

デザイナーだれから仕事をもらっている?


デザイナーといってもいろんな働き方がありますが、僕がフリーランスなので個人が仕事をもらう方法をご紹介します。

まず、デザイン業界には大きく分けて「広告代理店」「制作会社」「直クライアント」という大きな仕事のもらい口があります。※僕が広告デザイナーなのでその前提で書きます

広告代理店からもらう
広告代理店というのは、多くが広告の枠を持っていて、その枠を月額や年契約で販売して利益を出しています。その傍ら、その枠に入れるデザインや派生して発生する制作物などを社内や外部のデザイナーに頼んで作っていたりします。僕たちデザイナーはこの広告代理店の営業さんなどとコネクションを持つことで、仕事を得ることができます。

制作会社からもらう
制作会社というのは、社内にデザイナーを抱える会社です。「社内にいるなら仕事もらえないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、デザイン作業は結構大変なもの。社内の人間だけではこなせない量の仕事を抱えている会社さんも結構あるんです。僕たちフリーランスデザイナーはその溢れた仕事をいただくこともあります。

直クライアントからもらう
「クライアント」というのは「お客さん」のことですね。デザイン業界ではカッコつけてクライアントって言います。
この直というのは文字通り直接企業様からお仕事をいただく事を言います。これは直接指名されてお仕事をいただけているということなので、その企業のブランディングや、いろんな制作物に携わることができるので、多分
デザイナーはこの形でお仕事をいただくのが一番テンション上がります。

デザイナーの先にあるもの

デザイナーとしてキャリアを積んだ後は、作業自体を自分の信頼できる他のデザイナーに託して「監修」する立場になる人が多いです。いわゆる「ディレクター」や「クリエイティブディレクター」と言われる人たちです。

ものを作る時の最上流に立つわけですから、ほんとに広い視野でそのプロジェクトを俯瞰して見なければいけません。結構大変です。

後は、社員を雇って社長として会社を経営する方が多いですね。デザイナーは仕事柄お客さんの会社の売上を上げる手伝いをしたり、経営者の課題を解決する立場にいるので、もしかすると経営者になるには良いキャリアの積み方なのかもしれませんね。

結構かいつまんで書きましたが、いかがでしたでしょうか?
デザイン業界の方からすれば「いやもっと言うことあるやろ!」と言われるかもしれませんが、あくまでも全く知らない方向けに発信する記事なので、はしょるとこはしょってます。笑
最後に初心者の方でもわかるおすすめの本を紹介しておきます^^

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